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社内SNSのグローバル展開による利益増大、経営スピード向上

グローバル化を進める企業では、組織機能や事業に加えて、国や地域による「サイロ化」が発生し、経営のスピードや生産性が落ちていきます。社内SNSのグローバル展開は、この問題を改善する有力な方法の1つです。
例えば経営者は、戦略が各組織、ローカルでどのように理解され実践されているかを把握し、戦略浸透の適切な二の矢、三の矢を打つことができます。現地法人は、技術的な問題や、顧客に求められる高度な要求に、日本本社やグローバルグループの知恵を結集して対応できます。研究開発では、アイデアの早い段階で、各国の市場性やグローバルな生産・販売上の課題を把握し、研究を妥当な方向へ向けることが出来ます。営業では、ローカルで発見・創造された機会や営業ノウハウを、素早くグローバルグループに広めることが出来ます。これらは既に、先行企業で実証された事実であり、グローバル社内SNSの展開ができていない企業は、競争上、早期のキャッチアップが必要です。一方で先行企業の事例から、推進には幾つかの成功要件があることも分かります。 → 記事参照

まず、全社に影響を与え続ける推進役が、本社および各ローカルに必要です。この推進役には、「絶対に普及させ成果を出すぞ」という強い思いと、普及を進めるための工夫、想像力が必要です(既にグローバルな普及を開始し、常に閲覧している社員が5割を超えた企業でさえ、推進役が努力を継続しなければ、普及率を維持向上すことは難しいとの調査結果があります)。また、グループ全体に、コラボレーションを進める文化風土を広めなければなりません。推進では、現場の自主性を重んじて、「強制する」推進スタイルを取らないことが重要ですが、かといって、現場に勝手にやらせるのでは効果が高まりません。推進側がグランドデザインを持ち、その上で関係者をその気にさせる働きかけが必要です。そして日本企業の場合、英語の問題に対応しなければなりません(方法はあります)。

これらを実現するには、早い段階で経営トップが、グローバル社内SNSのパワーを認識し、目指すべきビジョンと普及に対する強い執着心を持つことが必須になります。
弊社は、これまでのグローバル社内SNS普及の支援実績を基に、上記成功要件を具現化する「社内SNS普及方法論」を確立し、グローバルグループの経営スピード、生産性の向上を支援しています。


社内SNS普及方法論


本方法論は、推進プロセス、標準ガイドライン、各種フォーマット、企画書雛形、推進役の標準業務、普及施策雛形などを統合したもので、以下を達成します。

1.社内SNS普及で得られるメリットを、事実を基に見える化する

2.国内外の先行企業、競争相手の社内SNS導入状況を調査する

3.目指すべき社内SNS普及の姿を明確化し、経営トップの執着心を醸成する

4.モデル展開で、成果を上げる

5.グローバル推進体制とKPIを明確化し、シナリオに沿って体制を確立する

6.推進者をアサインし、役割や方法と共に、成功への強い気持ちを植え付ける

7.グランドデザインを描き、その上でボトムアップな普及を推進する

8.推進に必要なガイドラインなどのツールを準備する

9.推進役が、普及に必要な各種イベントを実施し続ける

10.社員への継続的な発信で、コラボレーションの文化風土を醸成する

11.普及のステージに沿って、企業としての制度や標準化を連動させていく

貴社に伺い、方法論導入事例を紹介する「事例研究会」を開催致します。お気軽にお申し付け下さい。

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